クマの山荘へようこそ

...素晴らしい自然との共存を願って... 

ある日、森の中、熊さんに出会った

ある日、森の中、熊さんに出会った。    

花咲く森の道、熊さんに出会った。 

 熊さんの言うことにゃ、「お嬢さん、お逃げなさい」   

スタコラサァサァサノサァ、 

ところが、熊さんがあとから付いてくる。   

トコトコトッコトォノコ、トコトコトッコトォノコ。 

「お嬢さん、お待ちなさい。綺麗な落し物。」 

白い貝殻の小さなイヤリング 

「あら熊さんありがとう。お礼に歌いましょ。」   

ラララ ラン ララララ―ン ラララ ラン ララララ―ン 

 


クマさんの山荘に皆様をご招待

今年も冬眠から目覚めて、山荘を開くことになりました。

この冬は例年になく雪が多く、山荘の周りもまだ雪が残っています。

私が冬眠している間に、この山荘で暮らしていたのは、モモンガの親子だったようです。

ストーブの煙だしから侵入して、天井裏でマイホームを作っていたところへ、私が帰ってきて、ストーブに火をつけたので、出口を失って、びっくりしたようです。

モモンガさんとはうまく話を付けて、近くの大木の洞に移転して頂きました。

多分時々訪問して、皆様を驚かせるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

山の雪渓もまだ沢山残っていますが、こぶしの花も咲き、ふきのとうも美味しそうな蕾が膨らんできました。春の食卓を楽しみにお出かけください。    亭主敬白 

 

ツキノワグマの生態

形態

ツキノワグマは体長120-150センチメートル。体重はオスで60-120キログラム、メスで40-80キログラムほどで、大陸産に比べると小型です。

全身の毛衣は概ね黒、稀に赤褐色や濃褐色の個体もいます。胸部に三日月形があり、名前の由来になっています。

環境

 ツキノワグマが住みやすい環境は、落葉広葉樹林です。本州及び四国の森林に生息し、九州では絶滅したとされています。

夏季には標高3,600メートルの場所でも生活しますが、冬季になると標高の低い場所へ移動し冬眠します。

 

koguma
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